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リノベーションに適した中古物件の探し方・見極め方のコツ⑧【眺望編】

2015年08月25日

中古マンションを探す時に多くの方は駅からの距離、価格、広さ、築年数など数値で表すことのできるスペックで物件を比較検討します。

もちろん、それらの物件のスペックはマンションの購入を判断するうえで非常に重要なポイントになりますが、数値では測ることのできない重要な要素のひとつに「窓からの眺望」もあることを忘れてはなりません。

立地や広さ、築年数などと同様に、窓からの眺望もリノベーションの工事では変えることができないので、内見時にはしっかりとチェックする必要があります。

目の前にビルなどの建物があって太陽の光が入ってこないお部屋よりも、窓から気持ちがいい景色が広がり、太陽の光が燦々と降り注ぎ、心地よい風が通り抜けるお部屋の方が住んでいて気持ちも良いですし、健康にも良いですよね。


マンションの窓からの眺望には大きく分けて2つのタイプがあります。


眺望の種類①「抜ける眺望」

ひとつ目は「抜ける眺望」です。

窓の前に高い建物がなく、眺望が遠くまで抜けている物件です。

高層マンションの高層階だと眺望が抜けていることが多いです。

また、高台にあるマンションなどでは、低層階であっても眺望が抜けている場合があります。



眺望の種類②:「自然の景色が望める眺望」

もうひとつが、木のグリーンや海など「自然の景色が望める眺望」です。

特に都心部においては眺望が抜けている物件よりも、自然の景色が望める物件の方が該当する数が少なく、希少価値が高いといえます。

グリーンが望めるお部屋なら、桜や紅葉など、日本ならではの四季を感じることができますし、そよ風が吹いた時に木の葉がこすれる心地よい音を楽しむことができます。


海が望めるお部屋なら、波の音や潮の香り(錆が付きやすいなどのデメリットもありますが)を感じることができ、とても気持ちがいいものです。


都心においてそれらの眺望が手に入る物件はあまり多くないですが、今回はそういった物件を見つけるためのコツをお伝えしようと思います。


狙い目①:公園沿い・リバーサイド・湾岸エリアを狙う

言わずもがなですが、公園や川、海などに面した立地のマンションは狙い目です。

すぐ目の前が建物といった可能性が低く、良い眺望が手に入る可能性が高くなります。

2階や3階などの低層階のお部屋であれば、木々のグリーンが見える場合があります。


また、公園以外にも小学校や図書館などの公共施設の敷地には植栽がされていることも多いため、それらの敷地沿いにも眺望の良い物件が存在します。


狙い目②:高台を狙う

周囲よりも標高が高いエリアに立地するマンションも狙い目です。

こういった物件の場合は、4階建て以下などの低層マンションであっても眺望が抜けていることがあります。


ただし、駅からマンションまでのルートが急な上り坂であったりすることもあるので、実際に最寄り駅から歩いてみて確認するようにしましょう。


狙い目③:用途地域の境目を狙う

少し高度なテクニックですが、用途地域の境目を狙うと眺望が良い物件が手に入る可能性が高まります。

用途地域という言葉はあまり聞き馴染みがないかと思いますが、エリア毎に定められているもので、そのエリアに建てることができる建物の種類や大きさなどが定められているのです。

用途地域(ようとちいき)って何?


上記の地図の真ん中を青梅街道が通っており、通り沿いは「近隣商業地域」という用途地域になっています。

このエリアには背の高い建物を建てることができます。


一方で、通りから少し離れたエリアが赤く塗りつぶされていますが、このエリアが「第一種低層住居専用地域」という用途地域になっており、10mまたは12m以下(どちらかは都市計画というもので定められています)の一戸建の住宅や、4階建て以下の低層マンションなどの建物しか建てる事ができません。

つまり、大通り沿いのマンションの大通りと反対側の窓の方角には4階建て以下などの低い建物しか建っていないというケースがよくあるのです。

大通りと反対側なので、周囲の建物の状況にもよりますが、車の騒音も気にならないことがあり、大通り沿いとはいえ、狙い目のマンションが存在することがあるのです。

東京都用途地域データマップ


どのように確認するのか?

マンションの眺望を確認するのに使えるツールが「Google map」です。

Google mapで物件名を検索すると、ほとんどの物件は現地が表示されます。

そこで航空写真の画面に切り替えていただき、斜めの角度から見る画面表示にすると、その物件の周囲の建物の高さをある程度確認することができるのです。


間取り図のバルコニーの方角と階数を確認すれば大体の部屋の位置がわかりますので、実際に物件に足を運ばなくても窓からの眺望をおおよそ予想することができるのです。


先ほどの地図の例でいうと、上記の航空写真の真ん中あたりにある青梅街道沿いの白い外壁のマンションは約10階建てですが、その南側は低層住宅街になっているので、3階以上の高さのお部屋は南側の眺望が抜けていることがわかります。



まとめ


窓からの景色は毎日目にするものです。物件の内見をした時には「まぁいいか」と思っても毎日の暮らしの中で気付かないうちにストレスを感じることになってしまいます。

物件を探す際には窓からの眺望についても必ず意識してチェックするようにしましょう。


また、物件の内見はできるだけ夜間を避け、必ず全ての窓を空けて風が通るかどうか、騒音が気にならないかどうかも合わせてチェックするとよいでしょう。


【中古物件の探し方・見極め方のコツ集】
①物件の探し方編
②築年数編
③構造編
④二重床・二重天井編
⑤耐震性編
⑥物件の広さ編
⑦管理編

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