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リノベーションに適した中古物件の探し方・見極め方のコツ⑦【管理編】
「マンションの質=管理の質」といっても良いほど、管理はマンションにとって非常に重要な要素です。
管理の状態が良いマンションとは、管理組合がしっかりと機能しており、居住者がきちんとルールを守り、管理会社のスタッフ、管理人さん、清掃員さん等が日頃から適切な清掃やメンテナンスを行っているマンションのことであるといえます。
管理がきちんと行き届いていないマンションは、適切なメンテナンスが行われていないために建物自体の劣化も早く、寿命も短くなってしまいますし、ルールが機能してないために居住者間のトラブル等も発生しやすいといえます。
では、中古マンションを購入する際に、マンションの管理状態の善し悪しをどのように判断すればよいのでしょうか?
マンションの管理形態には「常駐」「日勤(通勤)」「巡回」の3種類が存在します。
「常駐管理」というのはその名の通り、管理人さんがそのマンションに住みながら管理をする形式、「日勤管理」は管理人さんが決められた曜日、時間に通勤してきて管理をする形式、そして「巡回管理」は管理人さんが複数のマンションを担当していて、週に数回だけ通勤して管理をする形式となっています。
もちろん、管理が行き届いている可能性が高いのは常駐管理や日勤管理のマンションとなります。
規模の大きいマンションほど管理人常駐のマンションが多くなり、規模の小さいマンションでは管理人巡回のマンションが多くなる傾向があります。
日勤や巡回のマンションが必ずしも質の悪いマンションとはいえませんが、参考までに知っておくとよいでしょう。
まずは、物件の内見に行った際に、エントランスから居室まで歩きながら清掃状態を確認します。
廊下やエレベーターの床などに落ち葉などのゴミがたまっていないかどうか、ポスト周辺にチラシなどが散乱していないか等を確認します。
枯れた植栽がそのまま放置されているようなマンションも要注意です。
また、ゴミ捨て場もマンションの管理の質を見極めるのに重要なポイントとなります。
可燃ゴミ、不燃ゴミ、ペットボトルや古紙など、きちんと分別されているかもチェックしてみましょう。
ゴミ捨て場がきちんと整理整頓されておらず、分別されていなかったり、汚れが目立つようなマンションは要注意です。
ゴミ捨て場と同じく、マンションの管理状態が表れるのが駐輪場や駐車場です。
自転車がきちんと整列して駐輪されていなかったり、壊れた空気入れや廃棄タイヤが放置されているようなマンションは要注意です。
また、駐車場に駐車されている車の車種を見ることで、そのマンションに居住している方のだいたいのステータスを把握することもできます。
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