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マンションのリノベーションでできること/できないこと【前編】

2015年05月21日

最近、徐々に一般的になってきた「リノベーション」という選択肢。

内装を一度全て撤去し、自分たちの好みのスタイルに合わせて一からつくり直すことができます。

しかしながら多くの方がリノベーションは始めて経験することなので、「リノベーションって何をどこまでできるのか、よくわからない。」という方が多くいらっしゃいます。

そこで今回は、中古マンションのリノベーションにおいて「できること」と「できないこと」をお伝えします。

できること、できないことを頭に入れておくことで、物件探しの精度が高まり、検討がスムーズに進むかと思います。


マンションは大きく分けて【専有部】と【共用部】に分かれています。

専有部とは、玄関を開けた中の居室スペースのことをいい、共用部とは廊下やエレベーター、階段などの居住者が共同で使用するスペースのことをいいます。

一般的なマンションのリノベーションで手を入れることができるのは「専有部のみ」です。

共用部については管理組合が主導して日々のメンテナンス等を行います。


また、マンションにはその居住者が守らなければならないルールがまとめられた「管理規約」や「使用細則」といったものがあり、その中にリノベーションに関するルールも記載されています。

では早速、マンションのリノベーションにおいて、できないことを紹介していきたいと思います。


玄関ドアの交換

玄関のドアのデザインがイマイチで取り替えたいと思う方も時々いらっしゃいますが、残念ながら玄関のドアは「共用部」になるため、新しいものに交換することはできません。

ただし、ドアの内側は色を塗り替えたり、シートを貼ったりすることはできます。

また、玄関の靴を脱ぐスペース(タタキ)の床材はリノベーションで別の素材に変更することが可能です。



窓サッシ、窓ガラスの交換

窓ガラスの品質や性能は、マンションの断熱性に大きく影響しますが、窓ガラスも玄関ドアと同様に「共用部」となるため、交換することはできません。

ただし、既存の窓の内側に新しいサッシを設置して二重サッシにすることはできます。

窓ガラスが単板で冬は寒く、夏は暑くて困る・・・といった場合は二重サッシにすることで断熱性能を高めることができます。


また、窓のデザインが古くて見栄えが悪いといった場合は、ウッドシャッター等のデザイン性の高いものを設置し、既存の窓を目立ちにくくすることもできます。

マンションによっては防犯性能や断熱性能向上のための窓ガラスの交換であれば認められるケースもあります。

例えば、物件購入段階で窓ガラスが既にヒビ割れしてしまっているといったような場合は、非常に危険なので、取り替えが認められることもあります。

事前に上述の管理規約を確認したり、管理会社に確認してみるとよいでしょう。



ベランダ・バルコニーの柵の交換、色の塗り替え

ベランダやバルコニーも玄関ドアや窓サッシと同様に「共用部」となります。

ベランダやバルコニーの柵や手すりを交換したり、色を塗り替えたりすることはマンションの外観にも影響を及ぼすため、認められないことがほとんどです。


ただし、床部分にホームセンターで販売されているようなタイルを敷いたり、観葉植物を設置したりすることは、避難経路を塞がなければ可能であることが多いです。

マンションによっては禁止されている場合もありますので、気になる方は事前に管理規約を確認すると良いでしょう。


水回り設備の大幅な移動

キッチンやトイレ、お風呂などの水回りの設備では、使ったお水を排水管に流さなければなりません。

マンションを縦に貫く排水管(たて管)が各住戸のPS(パイプスペース)の中を通っており、拡住戸の床下を横にはしる排水管(横管)を通してその排水管(たて管)まで流さなければなりません。


水が流れるためにはパイプにある程度の勾配が必要になります。

排水管1mにつき約2cm程度の勾配が必要とされています。


床とコンクリートスラブの間のスペースの高さにもよりますが、入り口付近にあるものをリビングの奥に移動するといったような、現状の位置から大幅に移動させることは難しいと思っておいた方が良いでしょう。

排水管の距離が長くなるほど排水管が詰まってしまうリスクも増えますし、隣接する住戸の寝室の隣などに移動させると水の流れる音などで騒音のトラブルにつながるリスクもでてきます。

壁向きに設置されているキッチンを、対面式キッチンに変えるといったことはできる場合が多いです。

また、築年数の古いマンションに多いのですが、配水管が下の階部屋のの天井裏を通っている場合もあり、その場合は基本的に水回り設備の位置を変更することができないので注意が必要です。


マンションのリノベーションでできること/できないこと【後編】

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