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マンションの天井高について考える

2015年05月12日

購入するマンションの広さを考える時に、ほとんどの方は「専有面積」の ㎡数 だけをみて判断されるかと思います。

㎡数は直接的にマンションの広さを表しますが、もうひとつ、マンションの広さを表す指標があります。


それは「天井高」です。


天井高とは

天井高とは、そのマンションの居室の床材の表面から天井の仕上げ材の表面までの距離を表します。

つまり、実際に目に見える高さのことです。



今のマンションは天井高2.4m程度が主流

日本の現在のマンションは建築基準法という法律で、居室の天井高は2.1m以上にしなければならないと定められています。

一昔前はテーブルや椅子などではなく、畳の上に座って生活をするスタイルが主流だったため、天井高も低く設計されていました。

築年数が30年以上経ったような古い団地などでは居室の天井高が2.2〜2.3mのところが多いのですが、比較的新しいマンションでは2.4m程度の天井高のマンションが多くなっています。

マンションによっては2.6m以上の場合もあります。


普段、あまり意識することが無いかもしれませんが、実は天井高が10cm変わるだけでも、その居室にいるときの開放感は大きく変わってきます。


天井高で感じる広さが変わる

専有面積が広くても、天井高が低いマンションは圧迫感を感じることがありますし、一方で、専有面積が狭くても天井高が高いマンションは、視覚的に広さ・開放感を感じることができます。


リノベーションで天井高は変えられる?

では、リノベーションによって天井高を高くすることはできるのでしょうか?

答えは「マンションによって異なる」です。

以前のブログでもご紹介したように、二重天井のマンションの場合は、天井の仕上げ材を撤去し、コンクリートをむき出しの状態にすれば、その分の天井高を高くすることはできます。

天井高の低い古い団地のリノベーション事例などでよく見かけるかと思います。


ただし、コンクリートをむき出しにすると上階からの騒音に対する防音性や、断熱性が下がってしまうというデメリットがあるので注意が必要です。

直天井の場合は、そもそもコンクリートの面に仕上げを施しているため、天井高を高くすることはできません。

参考:リノベーションに適した中古マンションの探し方・選び方のコツ④【二重床・二重天井編】


階高とは?

「天井高」以外にマンションの縦の高さを計る指標に「階高(かいだか)」というものがあります。

階高とは、その部屋の床のコンクリートの表面から上の階のお部屋のコンクリートの床の表面までの距離を表します。



階高が低いマンションは要注意

マンションを建設する土地ごとに、どの程度までの高さのマンションが建てられるかが決まっているのですが、この階高を極限まで小さくして、ぎりぎりまでフロア数を増やして建てられているようなマンションもあります。

フロア数を増やすことで販売できる住戸数が増え、その分の売上を上げることができるからです。

例えば高さ制限が45mのマンションの場合、階高の設計によってフロア数が以下の計算式のように変わってくるのです。

高さ制限45m÷階高3.1m=14フロア
高さ制限45m÷階高2.9m=15フロア

階高を3.1mと余裕をもたせて設計されているマンションの場合は14階建てになりますが、2.9mとギリギリまで階高を抑えたマンションの場合は15階建てを建てることができてしまうのです。

こういった階高が低く設定されているマンションの場合は、居室の天井高を確保するために直床、直天井構造が採用されているケースが多いため、リノベーションによって天井高を上げることはできないことが多いです。


まとめ

以上が天井高についての解説となります。


物件探しの際に「天井高」まで確認をする方は少ないですが、天井高によってマンションの快適性は大きく変わってきます。

インターネットサイトや不動産会社からもらう資料には天井高が記載されていないことが多いので、マンションを見学する際には天井高も合わせてチェックすると良いでしょう。

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