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新築と中古を買ってリノベーション、どちらが正解か?

2015年01月29日

最近では「リノベーション」という言葉が雑誌やテレビなどのメディアでとり上げられるようになり、若い世代を中心に流行の兆しがあります。

しかしながら、日本人の多くが「住宅を購入しよう!」と思った時に "新築マンション" や "新築の分譲戸建住宅" などの新築物件を真っ先に検討されます。

自宅を購入した友人や知人の多くが新築マンションを購入していたり、また、街を歩いていたり、電車に乗っていても新築マンションや分譲戸建て住宅の広告ばかりが目に入ってくるので、知らぬ間に「家を買うなら新築」と刷り込まれているのかもしれません。

さらに、情報収集をしようと思っていろんなインターネットサイトを見ても、多くの新築物件の情報が飛び込んできます。

新築住宅マーケットでは非常に大きなお金が動いていますし、国もまだまだ新築優遇の施策をとっているので、自然と世の中に出てくる情報も「新築」の情報が多くなるのです。

また、日本人特有の「新品が好き・人が使ったものは嫌」という国民性も大きく影響しているかと思います。実際に築年数の古いマンションや戸建物件をご案内すると、内装の汚れや臭いなどがどうしても気になり、リノベーションで解消できるとは頭ではわかっていても築古物件を選べないという方も多くいらっしゃいます。

海外との住文化の違い

こちらが、各国における全住宅流通ボリュームに占める中古住宅の流通割合を示したグラフです。

日本は中古住宅の流通シェアがわずか13.5%と、欧米諸国に比べ圧倒的に中古住宅の流通が少なく、大多数が新築住宅を選択していることがよくわかります。

一方で欧米諸国では流通している住宅の過半数が中古住宅で、中古住宅に手を加えながら、永く使い続ける文化が形成されています。リフォームにかかった費用についても売却時に評価される仕組みがあるため、お金を惜しむこと無くリフォームに投資することができます。

日本ではなぜ中古物件の流通が少ないのか?

日本においては物件売却時にリフォームにかかった費用を評価する仕組みがありません。リフォーム履歴の有無に関わらず、立地や築年数などの一定の評価軸によって同一の評価がされてしまうため、積極的にリフォームにお金をかける文化が発達しないといわれています。

ただし、最近ではリノベーション済みの物件が高値で取引されていたり、過去にリノベーションされたおしゃれな物件だけを紹介するインターネットサイトなどが出てきたことで、中古物件やリノベーションに対する世の中の意識も変わりつつあり、あえて中古物件を選択して、自分たちの好みやライフスタイルに合わせてリノベーションをする方も増えてきました。

新築と中古それぞれのメリット

では、新築物件と中古物件それぞれどういったメリットがあるのかをみていきましょう。

<新築物件のメリット>
・ キッチンやお風呂などの設備が最新
・ 耐震強度も現行の耐震基準を満たしている
・ ゲストルームなどの共用施設が充実している
・ 瑕疵担保責任の期間が長い

一方で、新築と比較したときの中古マンションのメリットはどのようなものがあるでしょうか。

<中古物件のメリット>
・ 一般的に新築に比べて価格が安い
・ すでに価格が下がっているため、さらに価格が下落するリスクは少ない
・ 流通している物件数が多く、エリアや物件の選択肢が広がる
・ 現物を実際に隅々まで確認することができる
・ 消費税がかからない※売主が個人の場合

新築と中古それぞれのデメリット

では、新築物件と中古物件のそれぞれのデメリットはいかがでしょうか?

<新築物件のデメリット>
・ 一般的に中古物件に比べて価格が高い
・ 中古物件に比べて物件の供給数が少なく、選択肢が限られる
・ 多くの場合、建物が完成する前に契約しなければならない
・ 内装のデザインや設備が画一的
・ 消費税がかかる

<中古物件のデメリット>
・ 外観や共用部が古い、老朽化している
・ 耐震強度が低い場合がある
・ 配管やサッシの性能が低かったり痛んでいる場合がある
・ 管理費や修繕積立金が高額の場合がある
・ 瑕疵担保免責の場合や保証期間が短い場合が多い
・ オートロックや宅配ボックスなどの設備がない場合が多い
・ 仲介手数料がかかる

どちらが正解とは言い切れない

上記のように、新築にも中古にもそれぞれにメリット・デメリットがあり、新築と中古を買ってリノベーション、どちらが正解といった明確な答えは存在しないと私は考えています。その物件そのものは世界にひとつしか存在しません。

価格が割高であっても立地や眺望などが気に入った新築物件があれば、その物件を購入するのが正解かと思いますし、「私は物件が多少古くても自分らしい内装にリノベーションしたい!」と思う方は中古を買ってリノベーションを選択するのが正解かと思います。

新築物件であっても、購入してドアの鍵を開けた瞬間に中古物件になるのですから、実は新築と中古の境目はほとんどないともいえます。
新築か中古かという話の前に「家族や自分がその住まいで幸せな毎日を過ごせるかどうか」が最も重要な判断ポイントではないでしょうか。

そう考えると、新築物件は中古物件に比べて価格が安いことが多いので、質の良い中古物件を安く手に入れて、新築物件との差額で自分たちの好みの内装にリノベーションするという選択肢もとても魅力的といえます。最近では新築物件を購入してこだわりたい部分や気に入らない部分だけをリノベーションをする方も増えてきているようです。

「やっぱり○○にしておけばよかった・・・」と後で後悔しない為にも、先入観にとらわれず、それぞれのメリット・デメリットをきちんと把握した上で購入する物件を判断することがとても重要です。

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